2019.02.20(水)
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斎場では何をするの?【前編 豆知識編】
こんにちは。
今回は、斎場での最期のお見送り【前編】として
静岡の風習を交えたお話しをさせて頂きます。
静岡市には主な斎場が2つあります。
(全部で4斎場ありますが)
静岡斎場 と
清水斎場 です
まずはじめに、「斎場」という
そもそもの呼び名についてですが
私たち静岡市民にとっては、
「斎場」という言葉は
「火葬場」を意味する語として
認識されています。
実際にお葬式の打ち合わせの際などでも、
大抵の方が「斎場=火葬場」として
特に混乱なくお話しすることが
出来る様に感じます。
しかし、その一方で
他県の方とお話しをしていると
「斎場=お葬式を行う場所」
(会館やお寺など含めて)
と認識されている事は珍しくありません。
静岡県ならではの風習、
とまで言ってしまっていいのかわかりませんが
他県の方にビックリ😲されることもしばしば…
ですので「斎場は○○斎場です」等のお話しで、
「○○斎場でお葬式をやるんだね」と
異なった認識でお話しが進まない様に
我々スタッフも気をつけている点の
ひとつでもあります。
また、収骨の場面でも地域の違いが…
地域性や風習によって異なりますが、
ざっくり分けると
静岡市を含む東日本では【全収骨】の
制度をとっており、
年齢や体格、性別に関わらず頭から足の先まで
全ての遺骨を骨壺に納めます。
一方で特に西日本では一部の遺骨のみを収骨する
【部分収骨】をする場合が多いです。
そのため、骨壺の大きさも
東日本と西日本で異なります!
東日本では7寸の骨壺を
西日本では3~5寸の骨壺を
用意する事が多いです。
※1寸は約3センチ
大きさは上から見た骨壺の円の直径(幅)
それに伴い、西日本では
お墓の間口が東日本と比較すると
小さく作られていることが多く
東日本でお葬式をした方が
西日本で納骨をしようとしたら
「骨壺が大きくてお墓に入らない! 」😭
なんてことも…
様々な事情により、
お墓とは離れた地域でお葬式を行う
ケースもありますので、
そういった方には特にご注意頂く
必要がありますね。
今回は【前編】として、
2点お話しさせて頂きました。
それでは実際に
「斎場では何をするのか?」については
「斎場では何をするの?【後編】」にて
お話しさせて頂きます。😊
↓後編はこちらから↓