2019.05.22(水)
- 供養
年忌法要は、どう準備する?
亡くなった人の祥月命日(しょうつきめいにち)
に営む追善供養の法要を年忌法要と言います。
祥月命日とは亡くなった月日のことです。
年忌法要は、あらかじめ準備をしておくと
スムーズにいきますので、おすすめします。
日時は3ヵ月前か、遅くとも1ヵ月前には決定
しておきたいものです。
日取りは命日より遅くならないようにします。
最近は、命日の前の土曜日や日曜日に
日を繰りあげて行うことが多くなってきました。
また、時間は食事の時間を考慮し、
午前11時頃から始めることが多いようです。
所要時間は法要が1時間以内、
お墓参りに1時間(会場からの移動時間も考慮)、
食事に1~2時間位が目安でしょう。
日時を決めたらすぐ会場を手配します。
菩提寺か自宅が一般的ですが、
お食事会場は別の場所を用意するケースが
多いようです。
また、故人様との関係を考慮してお招きする
人を決めます。
一周忌は、近親者や友人・知人、仕事関係や
葬儀の時にお世話になった人など。
三回忌になると近親者など、七回忌以降は
内輪だけで営む場合が多いようです。
ただ四十九日や一周忌までも、最近は近親者で
済ませるという傾向は強くなっています。
日時と会場が決まったら1ヶ月前には案内状を
出します。
出欠の返信用のはがきを同封します。
また、当日までに参会者への引出物を
用意します。
のし紙の表書きは「志」とし、贈り主(施主)を
書きます。
《当日のご準備》
お寺を会場とする場合には、
施主側で準備しなければならないものを、
あらかじめ菩提寺に確認しておき用意します。
位牌は施主が自宅から持参します。
自宅で営む場合は、仏壇を掃除し仏具もそろえ、
線香・ローソク・お花などを準備します。
仏壇の前には供物壇を設けます。
もちろんお墓も掃除しておきます。