2019.07.31(水)
- 終活
- 葬儀
② 返礼品(香典返しや食事)の考え方
①の続きです
数量を細かく分類して見たことにより、
お食事(精進落とし料理、お弁当)など、
誰を呼んで、誰が来そうか・・・
別の数量もつかみやすくなるかと思います。
事前に現状において、自分たちの繋がりが
どのくらいあるかを確認してみるのも
よいかもしれません。
もしかしたら、ここがわかることで、
あえて【家族葬】という形式にしなくても
普通にご葬儀を考えられるかもしれません。
【家族葬】でという方の大半は、
数量の把握が面倒だからという方々も
多いと思います。
次に返礼の相当金額ですが、おそらく
全国的に【半返し】が主流かと思われます。
ここ静岡市においても同じです。
要するに5,000円のお香典の方に対して
2,500円程度の品、
10,000円のお香典の方に対しては
5,000円程度の品という考え方です。
では、20,000円以上の方々はといえば
最後に行うお礼の席(精進落とし、払いの席)
での食事もお礼の一部と考えます。
なので、香典返しでの返礼品代+食事代が
おそらく、1万円を超えてくる組み合わせと
なりますので、席にご招待し、出席をして
いただければ、お返しは済ませたと
考える方が一般的です。
さらに、静岡では引出物をお席に着いた方へ
お渡しし、手厚くお返しをされますので、
30,000円以上のお香典をいただき、
席に着いてくだされば、その後の後返しは
されない方が多いです。
50,000円以上の方は、本当の身内の方
だと思いますので、お互い様という概念で
席に着いていただければ、後返しは無しと
するご家庭も多いようです。
ただ、高額なお香典をいただき、席に
着かれなかった方には、
やはり後返しは必要かと思います。
ざっと触れてきましたが、
この数量的なことは、正直当事者の皆様しか
わかりません。
私共は経験値での感覚でしか
察することしかできませんので、やはり
具体的に書き出しをしたり、大体でも
把握しておいていただくことが、
いざという時、慌てない、
焦らないことにつながる
のではないかと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。