2019.08.06(火)
- 供養
年忌法要に招かれたら・・・
最近は「年忌法要」ということを
皆さんは行っているでしょうか?
もしかしたら、三回忌、七回忌くらいで
その後は行っていないなんて方も
いるのではないでしょうか?
ただ、「年忌法要」に意味を持たせて
行わなければ、面倒なものになって
しまいそうです。
宗教的なものだけでなく、親戚同士の
顔合わせや【きずな】を深める機会だ
としたら、つながりを知る意味で
大切にしたいものです。
さて、その「年忌法要」に招かれたら
どうすればいい?ということを
書いていこうと思います。
季節がら法要も多いかもしれませんので
参考にしていただければ幸いです。
「年忌法要」とは故人が亡くなった同じ月日
「祥月命日(しょうつきめいにち)」のうち
定められた年に行う法要・法事のことです。
亡くなって最初の「一周忌」
翌年(2年目)の「三回忌」
「七回忌以降の年忌法要」など
招待されたら
故人を一緒に供養したいという
ご遺族の思いを受け止め
できる限り出席するようにしたいものです。
案内状が届いたら早めに返信しましょう。
当日は香典を持参します。
香典は故人に対する供養の気持ちを表わし
故人の冥福を祈り
供養をするために捧げるものです。
本来は花や線香なども
供物として供えられますが
最近は現金が一般的です。
法要では僧侶の読経のあと
食事が振る舞われることがあるため
その分を考慮した金額を包みます。
食事代のことを考えると
静岡地域では1~3万円程度が一般的です。
故人との関係が近い
故人の葬儀が行われてからの日が浅いほど
相場は高くなります。
都合が付かず法要に参列できない場合には
お詫びの手紙を添え
現金書留などで香典を送るか
花や果物などの
お供え物を贈れば良いでしょう。
手土産としてお供え物を持って行く場合は
「外のし」を付けてもらいましょう。
渡す場合は、挨拶の後に
紙袋から出してお渡しします。
お供え物や香典は
自分で仏壇や祭壇にお供えすることは避け
「ご仏前へお供えください」と一言添えて
お渡しするのが正式なマナーです。
いかがでしたか?
いろんな意味や考え方、地域風習など
色々ありますので、あくまで一般的な
参考としてください。