2020.04.28(火)
- 終活
- 遺産相続
File14:『何をする?相続手続き 』
皆さん、こんにちは。
今回は、
『相続手続きは
何をすればいいのか』
について、お話いたします。
相続手続きのご相談の際、
「何からすればいいのか分からない」
「そもそも何をすればいいの?」
実際手続きをするとなると
分からないことだらけで
こういったお声を
よくいただきます。
ご家庭の状況によって
相続手続きの方法や、
種類は違いますが、
大体は同じような
手続き内容になります。
以前も少し触れましたが、
一般的な手続きとしては
6種類ございます。
各項目の詳しい内容は
下記のようになっております。
1.年金手続き(➡区役所)
年金の受給停止手続きや
遺族年金の申請などがあります。
国民年金、厚生年金、
共済年金など種類によって
手続き方法も変わります。
2.公共料金(➡各会社(電気・ガス等))
引き落とし口座の変更
公共料金の引き落とし口座が
故人様のお口座の場合、
口座変更を行います。
3.相続放棄の申請と決定(➡家庭裁判所)
相続放棄をするには
相続発生から3カ月以内に
家庭裁判所へ申し出なければ
いけません。そのまま相続を
する場合は申し出の必要は
ありません。
4.準確定申告(➡税務署)
故人様が毎年確定申告を
行っていた場合(自営業)や
故人様が生命保険などで
満期金や、一時金を
得ていた場合に
家族が代行をして
確定申告を行います。
期限は故人様が
亡くなったことを
知った日の翌日から4ヵ月以内です。
5.遺産分割と相続税の納税(➡税務署)
相続税の納税は相続発生から
10ヵ月以内にする必要があります。
相続税がかかるかどうかを調べて
それまでに遺産分割を
済ませておきましょう。
やむおえない事情がある場合は
分割しての納税なども
対応してもらえる場合があります。
しかし、各種条件がありますので
原則10ヵ月以内に納税します。
6.不動産の名義変更(➡法務局)
遺産分割が決まったら、
不動産の名義変更を行いましょう。
明確な期日はありませんが、
名義変更を行わないと
売却等が出来なかったり
後々の相続で困ることに
なったりするので
なるべく早めに名義変更を
行いましょう。
この他にも相続手続きは
もっと様々な種類がありますが
以上の項目が必要最低限
やっておくべき
一般的な手続きです。
また、こんなお悩みを抱えている方は
ぜひご相談くださいませ。
「所有している土地の区分が分からない」
「自宅の相続価格はいくら?」
「相続税がかかるのか分からない…」
「各種手続きはどうやるの?」
「不動産の名義変更などの登記が分からない」
「年金の手続きはどうすればいいのか」
あいネットでは
相続相談も承っております。
専門家に依頼する必要が
あるのかどうかの判断も
出来ますので、
まずはお気軽に
ご相談くださいませ。
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