湯灌をやってもらってよかった・・・
- エリア
- 葵区
2019.05.24(金)
- お寺
- 病院で処置してくれていればいい・・・
- 7年前に送った義父は病院で入院中に亡くなったので、【エンゼルケア】の処置をしていただくことができました。私も初めての経験でしたので、処置後の義父を見て少し険しい顔ではありましたが、義父らしいということでその時は納得し、湯灌などはお願いせず、言わば断わる形でそのまま送リ出しました。
そして今回義母は自宅で息を引き取ったため、義父の時のようなエンゼルケアはありませんでした。そこで、プランナーの中村さんにどうすればよいか伺った時、【湯灌】の提案をしてくれました。義父の時は詳しいことを聴くまでもなく断っていたので、今回詳しいお話を聴いた時、義父の時に行わなかったことを後悔させられました。
エンゼルケアとは違う視点で行うということ。故人と遺族とが時間を共有して一緒に行い、しっかりと向き合える時間が作れること。また病院ではやり切れなかった処置や、出棺までの時間を考慮したケアをしてくれることなど初めて知ることができました。ただ少しでも綺麗になればいいという気持ちでしたが、非常に意味のあるものと教えてもらいました。
- 実際に行ってもらって・・・
- 湯灌の儀式に入ると、家族には肌を見せることなく、一つ一つ丁寧にケアをしてくれ、義母がとてもきれいになっただけでなく、聴いていた通り、しっかりと義母に向き合いこれまでの感謝や、いろんなことが脳裏をよぎり、貴重な時間を過ごせたと思いました。また何よりうれしかったのが、親戚の皆さんから『遺影写真より綺麗な顔を初めて見たよ。こんなに綺麗にしてもらってお義母さんは幸せだね』と言ってもらえたことでした。これまで自宅で看てきたことを褒めてもらえたようで本当に嬉しかったです。
もし、義父の時にしっかりとお話を聴いていれば、あの時の父の表情も変わっていたのかもしれません。ただ綺麗になったお義母さんと向こうであって、きっとお義父さんも喜んでくれていると思います。
勧めていただいて、本当に良かったと思います。ありがとうございました。
エンディングプランナー 大畑 | このたびは当社にご用命いただき、誠にありがとうございました。また、このような形で掲載をお許しいただき感謝いたします。 時代の流れもあったかもしれませんし、その時の状況はそれぞれ違いがありますので、ご提案内容も変わるかもしれません。ましてやこのように体験をしてみて初めてわかるものも、ご葬儀においては多いかもしれません。 私たちもそのような皆様にどうしたらわかりやすくお伝えできるのか、試行錯誤もあると思います。ただ、今回はご理解をいただき、湯灌というものを詳しく知っていただけたことは、私たちもうれしく思います。 |
---|