[一般葬]折り紙の勲章で労う
- エリア
- 清水区
- 式場名
- ご参列者数
2017.11.24(金)
- 「新聞配達の仕事をずっとしていたため、
旅行などに行く機会もなかったけれど、
でも、家族のために一生懸命働いてくれました」
故人のお嬢様が涙ながらに話してくれたことを
式典進行係の堀千恵子職員に伝えたところ、その表情が変わりました。
じつは、堀職員のお母さんも新聞配達をしていて、
ご遺族のお気持ちが痛いほどよくわかったのです。
「故人様のために何かできないか」
でも話を聞いたのは通夜当日。もう時間はありません。
しかし堀職員は、故人に「勲章」をご用意することを思いつきました。
勲章と言っても、折り紙を素材にした手づくり。
そんなものを、ご遺族が受け入れてくださるか。
堀職員は心配していました。
お葬式の日、最後のお別れの時間。
私たちは、こうお伝えしました。
「雨の日も、晴れの日も、嵐の日も、暑い日も寒い日も。
休むことなく新聞配達を続けられたお母さま。
本当にすごい事です。とても感動いたしましたので、勲章を作りました」
そしてお嬢様とご子息に、折り紙の勲章をそっと渡しました。
最初はびっくりされていましたが、すぐに我に返り、
「ありがとう」と、泣きながら勲章をお棺の中に納められました。
心配どころか大変に喜んでいただけ、感動的な場面となりました。
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