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コラム

2019.02.24(日)

  • 供養

お彼岸の意味と迎え方

お彼岸は春と秋の2回あり

それぞれ春分の日(3月21日頃)

秋分の日(9月23日頃)を中日として、

前後3日間を合わせた7日間を指します。

 

春分と秋分は

太陽が真東から昇って真西に沈み、

昼と夜の長さがほぼ同じになります。

 

仏教では真西の「彼岸」に極楽浄土、

その反対側に私たちの生きる世界

「此岸(しがん)」があるとされ、

春分・秋分のときは彼岸と此岸が

もっとも通じやすくなるとの考えから、

浄土を思って先祖を偲び、

供養する期間になったといわれています。

 

この1週間、寺院では

彼岸会とよばれる法要が営まれます。

これは聖徳太子の時代に始まったともいわれ

日本独特なものと考えられています。

 

お彼岸には、お墓参りに行き、

ご先祖さまを供養しましょう。

 

お彼岸の1週間の間ならいつでもかまいません。

お墓参りに必要なものは、

花、線香、供物など。

水、ひしゃく、ほうきなどは

お寺や霊園で借りられると思います。

 

お墓に着いたら、お墓の周りを掃き清め、

墓石をきれいに洗いましょう。

花立てに水を入れて花を飾ったら、

五目寿司、ぼたもち(春)・おはぎ(秋)

などを供え、

線香を立てて祖霊に手を合わせます。

 

お参りが終わったら

花・線香以外のお供え物は

虫や鳥に食い散らかされないよう、

必ず持ち帰りましょう。

 

また、家庭でも仏壇を掃除し、

お墓参りと同じように

供えものを用意して

ご先祖さまを供養しましょう。

 

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