2020.12.27(日)
- 終活
- 葬儀
コロナ禍での通夜・葬儀形式の変化
現在、日常は大きな変化を起こしました。
新型コロナウィルスによる影響は、
計り知れません。
私たち葬儀業界においても、どのように
対策を取り、お客様への安心・安全を
提供できるかが課題となりました。
葬儀は様々な人生の節目においても、
かなり重要度の高いものと考えます。
そのような節目に実際に立ち会うことに
大きな意味を成していると感じています。
なので【不要不急】ということに
当てはまらないものになっていると
思います。
当然、お別れをしたいと思う方がいれば、
それを止めることは本来したくないですし、
でき得れば来てもらいたいと思うのが、
自然ではないでしょうか。
そうした想いがある中で、この感染リスクとの
天秤が生じてしまっています。
なるべく現地へ足を運んでいただけるよう、
当社では、以下の状況を作っています。
★予定会葬者数より、大きめの会場を使用
★席の間隔を設け、座席数を約半分とする
★手指の消毒、入り口での検温を行う
★一般弔問いただくタイミングを通夜に限定
★通夜での宗教儀礼はご遺族、ご親族とし
時間差を設け、一般弔問者は着座をせず、
焼香などのお別れのみとし、流動的な形式と
する。(一般弔問者の宗教儀礼は無しとする。)
★葬儀は基本近親者とし、許容範囲内で行う
★食事の席は、基本1m80cmの円卓を使用し、
4名までの着席として、通常の半数で制限する。
★食事内容は*半会席*として、半分はお持ち帰り
とし、時間短縮を図る
★どうしても、その場での食事に抵抗がある方は、
パック料理でのお持ち帰りでご対応
★持ち帰りの荷物を増やしたくない方は、
食事替わりの*食品専用カタログギフト*で
もてなしも可能とする
結果的には場面において人数制限がでてしまうのは、
やむを得ない部分もありますが、あとは来ていただく
皆様の自己判断となってしまうのも確かです。
しかし、お互いの意識が高い中で、きちんと感染予防が
なされれば、何とかこの局面は乗り越えられると
信じたいです。
現在、静岡県における葬儀式場での感染は私の知る限り
発生していないと思います。
故人様、ご遺族様にとっても大切な場となる
ご葬儀ですので、来れる方には来てもらえるよう、
配慮していきたいと存じます。