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コラム

2019.02.19(火)

  • 終活
  • 葬儀
  • 遺産相続

File04:『エンディングノート』をご存知ですか?

 

 

皆さん、こんにちは。

 

今日は『エンディングノート』について

お話をさせていただきます。

 

 

皆さんも一度は目にしたり、

耳にしたり、

日常のどこかで出てきたりしたことが

あるかと思います。

 

そもそも『エンディングノート』とは

なんなのか。

人生の最期を見据えて

自分らしく生きるため、

そして自身の希望を

家族に伝えるためのノートです。

書店などでは”終活コーナー”などに

置いてあり、数百円から数千円のものまで

様々な種類があります。

 

「遺言があるから

エンディングノートはいらない」と、

お考えになる方も

いらっしゃるかもしれません。

しかし、エンディングノートは遺言とは

性質や用途が全く異なります。

遺言との違いは大きく3つあります。

 

1.”これからの人生”を考える

遺言は亡くなった時のことだけ

想定しますが、エンディングノートは

亡くなった時の事だけだはなく

生きている間のことも考えて作成します。

 

亡くならなくても、生きている間に

自分の意志を伝えられなくなることや、

伝えなければいけない事を

家族に伝えられなくなることもあります。

“生きている間に何をしなければならないのか”

“これから何をしたいのか”を

気づく機会にもなります。

 

 

2.エンディングノートの性質

遺言は公的書類です。

遺言はできれば作成しておいた方が

良いものですが、遺言には感情や想いを

自由につづることはあまり多くはありません。

そうすると、事務的で無機質なものに

なりますので、そこにエンディングノートが

加わることにより、同時に自分の想いを

しかっりと残すことができます

 

 

3.法的効力について

遺言と違い、エンディングノートには

法的効力がありません。したがって、

自分の希望通りになるとは限りませんが、

遺言よりも幅広く自分の希望を

家族に伝えることができます。

例えば、

「葬儀にはオレンジ色の花を使ってほしい」

「友達の○○さんは必ず呼んでほしい」

こういったことをこのノートに

託しておくことができます。

 

以上、「エンディングノート」と「遺言」

には、大きく分けて3つの違いがあります。

エンディングノートと聞くと、

どうしても自分の最後の時の事を想定して

作るというイメージがありがちで

あまり考えてたくはないものだと思います。

 

しかし、今までの人生を見つめなおす

ものでもあるので、

これからやりたいことのリストを作ったりと、

前向きに生きていく機会にもなります。

エンディングノートの書き方講座も

開催しておりますので、

ぜひ一度、ご参加をしていただければと思います。

 

 

 

▼過去の記事と次回の記事はコチラから

                    

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